きょうで東日本大震災から４年。
当時は大学生で、
岩手県大船渡市の実家に帰省中でした。
今でもその日のことはよく覚えています。
私の実家は海から離れていたため
津波の被害はありませんでしたが、
高校卒業までを共に過ごした街並みが
見る影もなくなっていたのは
本当にショックでした。
でも、もっと辛い方はたくさんいます。
ご家族を亡くした方、家を失った方、
仕事をなくした方…
そんな方々は
計り知れない悲しみや苦しみを抱えながら
それでも前に進もうと
この４年間を過ごしてきたのだと思います。
去年の夏までは
岩手の放送局で働いていたので
悲しみを乗り越えて
力強く生きている方々に
たくさん出会うことが出来ました。
家族を亡くしても笑顔いっぱいで
すくすく育つ子どもにも出会いました。
その度に人の強さや
人と人とのつながり、
命の尊さを感じてきました。
私の故郷の大船渡を始め、
被災地はまだまだ復興の途中です。
４年が経った今、
震災の記憶が風化されつつあります。
でも私は絶対忘れないし、
これからも寄り添っていきたいと
思っています。
今は県外にいて
日々の復興の歩みを
近くで見ることは出来ませんが
見守り続けています。
そして、県外でも
大船渡のこと、岩手のことを
伝えられたらいいな。
もっともっと力になれるように
私もがんばらないと！
私は新潟から応援しています。
被災地にももっと笑顔が増えるよう、
そしてさらに復興が進んで
みなさんが元の生活に戻れるよう
心から祈っています。
