富士山

行って来ましたよぉ〜。老骨に鞭打って。コスモ・アースコンシャスアクト・イン・マウント・フジ!フレッシュな若手がリポートするのが定番だったこのイベントですが、今年は引退間近のロートルが参戦であります!思いっきり体力面での不安を抱きつつの出発でありました。

 全国のJFN系列から、約130名のパーソナリティーとリスナーが参加したこのイベントですが、新潟からはヤンと、かわいいレイディースが参戦です。サカイちゃんとタカイちゃんのお友達コンビっす。パーソナリティーの衰えをリスナーの若さで補おうってな魂胆でしょうか・・・。二人ともかわいくてフランクなレイディースでしたよ。

 一日目のメインは、富士の樹海のゴミ拾い。なんでも、富士山の五合目より上は、野口さんらの努力もあってわりかし綺麗になったんだそうですが、麓の樹海がひどいんだそうな。開校式で決意を固めつつ、いざ樹海へダイブであります!!

 一見きれいに見える富士の樹海。しか〜し!ちょいと落ち葉をどけるだけで、出るわ出るわ!ゴミのスーパーマーケットです。既に大物の撤去は終わっている現場に行ったんですが、辺り一面ゴミと言ってもいい有様。ヤンが一番目に付いたのは、ガラス。細かいガラスがそこらじゅうに散らばっていて、完全に取り除くにはかなりの時間と労力が必要です。しかも、表面上きれいにしたつもりでも、そこをさらに掘れば、また新たなゴミの層が現れる始末で手に負えません。

 出てくるゴミの大半は、もう数十年前の物ばかり。今じゃ見なくなった、お宝パッケージの博覧会だ。何十年前のプラスチックやガラス、鉄くず等が未だ自然に帰ることなく、ゴミとして存在しています。こうやって拾う方も大変なんだけど、捨てる方も大変だったみたい。わざわざ見つけにくい所を選んで捨ててんの・・・。ご丁寧に荷造りテープで縛ったりしてさ。捨てる方も罪悪感あったんでしょうね。我々もゴミに対する意識は高まってる世代ですが、我々が捨てたゴミが回り回ってこういう所に来ない保障はありません。一人一人がゴミ自体を減らす努力もしていかなきゃな〜なんて思うのでした。

 制限時間の間、みんなで一所懸命にゴミ拾いをしたんですが、残念ながらすべてのゴミを拾うことは出来ませんでした。サカイちゃんもタカイちゃんも、「明日も来て拾いたい!」「くやしい!」って言ってました。ヤンも同感!一回でもあの光景を見てしまうと、なんとも言えない悔しい気持ちになりますよ。