むかしむかし、あるところに、
天界に住む「ムラ様」というお方がおった。
そのお方は日々、
天から下界にいる人々の生活を見守っていたそうな。
ある日、神立高原スキー場で
FIGUEROAという番組の公開生放送があるということを
ムラ様は知り、
数千年ぶりに下界に降り立つことを決意した。
神立は前日までは大荒れの天気であったが、
生放送当日はムラ様のお力もあり、快晴。
久しぶりの下界ということで
ムラ様は人間が作った素晴らしい文明の力を
いろいろと試したそうな。
まずは、ヒートテックというあったかい洋服というもの。
これを上下3枚も着込み、
貼れるホッカイロというアイテムもたくさん使用したそうな。
これでムラ様は天界よりも遥かに寒い下界でも
なんのことなく耐えることができたというのです。
人間が作ったスノーボードという板に乗って
ご満悦のムラ様。
FIGUEROAポールバーンもスイスイ。
リフトというものにも乗ってみた。
「リフト、素晴らしきかな。」
その後は、お風呂にも入り、心も体も
あったまり…
そして、とても満喫をして天界に戻ったとさ。
「人間よ、またどこかで会おうぞよ。よきかな〜」