東日本大震災から一年。
そして今日は、長野県北部地震から一年となりました。
津南町、十日町市、上越市の一部、そしてとなりの長野県栄村。
土曜日の朝、地震により家屋の倒壊、インフラの遮断など
大きな被害が出ました。
私は、当日実家がある栄村に入り その被害の大きさは
想像以上でした。
東北の被害、原発の報道などで
実際のところ 長野県北部地震の被害はなかなか全国に発信されず、
月曜日にFM新潟の特別番組で この地震の状況を伝えるために、
再び現地を訪れました。
津南町の役場には、支援物資が次々と届いていました。
旧松之山町の浦田地区の避難所に行った時は、
被災された皆さんが、自ら婦人会が中心となり炊き出しを行っていました。
「東北の方が大変です。でも、
本心を言うと私たちのことも忘れないで欲しいです。
ほんとうにつらい。」と涙を浮かべながら
語ってくれた方の言葉が忘れられません。
栄村では、家を失いながらも「お母さんを少しでも支えたい。」と
明るく答えてくれた中学卒業の男の子の笑顔。
一年たっただけでは
まだまだ元通りの生活に戻れていない方々が大勢いらっしゃいます。
新潟県内へも福島・東北から避難されてきたかたも大勢いらっしゃいます。
私自身 今何ができるのか、
あらためて考えています。
自分が困った時に救ってもらった事、家族のこと、
じいちゃん、ばあちゃんや地域の人にお茶飲みしながら
教えてもらった故郷のこと・・・。
東日本大震災により亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
また、東日本大震災、長野県北部地震、原発事故、集中豪雨による水害など
被害に遭われた皆さんが早く元の生活に戻れますように心よりお見舞い申し上げます。