舞妓はんに学ぶ

昨日(3/5)の番組でもお話ししましたが、
去年取材で京都を訪れた際、
舞妓はんに会いました。

そこで学んだのは
「言葉は単語のチョイスよりも、その言い方」

同じ言葉を発したとしても
舞妓はんのはんなり口調で言うと
すべてがまろやかに包まれてしまう。
さすがです。

もうひとつ、舞妓はんから学んだことがありまして
それは

「ワキをしめる」

立つとき、座るとき、物を取るとき、など
常にワキの下をしめ、そそとしていらっしゃる。

10年以上前、なぜかハンガリーに取材に行ったとき
私より若い現地ガイド(♂)に
「ナイフとフォークをもつときはネェ、
 ワキを しめなきゃダメダヨォ〜」
とたしなめられたことがあります。
舞妓はんの所作でその時の記憶がよみがえり
やはりワキはしめるべき、と思いました。

しかし、モダンバレエ歴12年の私。
アン・ドゥオール(意味:外側へ)がしみこんでおり
どうしても身体が開放的な状態に。
注意してワキしめると動きに
江頭2:50風の硬さが・・・。

茶道・華道のように女道があるならば
弱冠10代にして舞妓はん、免許皆伝の腕前。
関根、3級昇級に失敗。です。