最近、十何年も隔たっていた友人・知人に
再会する機会が多々あります。
その時に言ってもらってうれしい言葉。
「あなたのことを覚えていました。」
人生長くなると、記憶や思い出が増えます。
けれどそれを蓄えておく器には限界がある。
必要ではないもの、些末なことは
こぼれおちてしまう。
そんな中、過去に数年
学校や職場などで交わっただけの間柄の私を
器の中に留めておいてくれたことがとてもうれしい。
あと、再会時によく言われる言葉。
「関根ってこんなに小さかったっけ。」
ええ、私は社会という大河を下る石。
激流にもまれ、叩かれ削られ
河口にたどり着くころには
ちっぽけな小石になってしまったのです。
その存在さえ希薄に・・・。
だって昨日またお店の自動ドアが反応せず
扉が開かなかった。
ちぇ。