雨の朝。

仕事に向かおうと私は車を走らせている。

歩道を歩く人々は傘を差している。

曇天を仰ぎながら信号待ちをしていると

横断歩道を渡る親子連れが。

パパとママは傘を差し

間におさまる小さなボクは

黄色のレインコートを着ていました。

「危ないからね」

おそらくそんな言葉をかけられたのでしょう。

ボクは両手を広げてパパとママと手をつなぐ。

すると・・・。

ボクの袖がふわりと広がり

レインコートが見事な半円を描きました。

ポンチョ、だったのね。

その光景を見て以来

ジュディ・オング「魅せられて」が

頭の中でなり続けています。

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再びネコが好き!