あまりにも天気のいいある日、
私はお弁当を持って公園に行きました。
日当たりのいい東屋を目指して歩いていると
「きれいですねぇ」
と声をかけられました。
声の主は公園整備のおじちゃま。
私がとまどいながら
「あ、あたし?!そ、そうですか?!」
と答えるのにかぶせ気味で
「きれいでしょ、花がっ。」
と、おじちゃま。
まさか昭和コントのようなやりとりが
行われるとは思いもよらず。
おじちゃまは自分が育てた
花々を自慢したかっただけなのね。
私は少し照れ笑いを浮かべながら
その場を去りました。
おじちゃまのかぶせに
さらにかぶせて「花かいっ!」と
つっこめなかった自分を反省しながら
東屋にてお弁当タイム。
梅干しがしょっぱすっぱい。