ヘアドネーションとは、
病気や闘病の過程で髪を失った人達に、
医療用かつらを提供するという活動です。
知っている方も多いですよね。
わたしはFM-NIIGATAにお世話になる直前に、
5年間伸ばしたロングヘアを切りました！
書こう書こうと思って、パー通にこのことを
書いたことがなかったので、
今日書いてみようと思います。
NPO法人Japan Hair Donation & Charityは、
ヘアドネーションによって１００％寄付された髪の毛で
作ったフルオーダーメイドの医療用ウィッグを、
頭髪の悩みを持つ１８歳以下の子供たちに
無償でプレゼントしている日本で唯一の
特定非営利活動法人で、こちらにわたしは寄付をしました。
5年も髪を伸ばしていたのは、
大ファンの安室奈美恵さんに憧れて、
同じヘアスタイルをしたかったからです！
すごく気に入ってたし、
今思えば、自慢？というか、
ロングヘアは自分の好きなところだったと思う！
当時のアー写！
一番長かった頃は腰まであったと思います。
写真切れてるけど。笑
ウィッグに使用するためには色々条件があって、
・ウィッグに使用できる最低の長さは３１?以上。
・完全に乾かしてあること。
・切り口を輪ゴム(ほどけないゴム)でしっかり束ね、同じ人の髪を一つにまとめてあること。
・引っ張っても切れない髪の毛。
詳細はNPO法人Japan Hair Donation & Charity
わたしの髪も一番長い時は
このルールでも40センチ以上あったと思うけど、
撮影などで整えたりで、実際寄付の時はギリギリでした。
ルールのように縛って、ばさっと。
買った時はバラバラの頭で、
整えると予想以上に短くなりました。
そこからはみなさんに馴染みのある
今のヘアスタイルです。
バッサリ切った理由は、
気分変えたいみたいのもあったけど、
それだけではなくて。
わたしは今の状態の前は、
大学を卒業してからずっと病院に勤務していました。
その時に担当させていただいた患者さまのことは、
今でもよく思い出します。
退院してからも、いつも訪ねて来てくださった
皆様の顔は本当に今も忘れられません。
今も、わたしの活動を知り、
イベントに会いに来てくださった方もいます。
永遠のお別れをした方もいます。
ずっとずっと担当して来た、
本当に気の知れた関係になれた方とも、
たくさんお別れしました。
病院には、そういうことがつきものかも知れませんが、
わたしには本当に衝撃も多い毎日でした。
その中の1人で、小児がんの方を担当しました。
後にも先にも、小児がんの患者様は、その方おひとりです。
わたしの拙い臨床経験の中で、
その方に何をしてあげられたのか正直わかりません。
ただ、必死に課題に挑戦されていた姿は
今でも鮮明に覚えています。
医療の現場から今までより距離を置く時に、
何かできることは、、何かしたい。と思って、
わたしの精一杯の頭で考えていたとき、
その患者様のことがすぐ思い出されて、
小さい患者様たちが笑顔になれたらいいなーと思って、
ヘアドネーション、髪の寄付をしようと思いました。
本当に小さいことなんだけど。
それで何か変わるかってわけじゃないくらい。
なかなか上手くいかないことも多い毎日。
前向きな方ではないわたしですが、
悩んだとき、いつも、患者様のことを思い出します。
わたしは、担当させて頂いた方々に
本当にたくさんのことを教えて頂いたし、
たくさんのことを与えて頂いたと思います。
グッと踏ん張れるのは、そのときの毎日が
わたしを沢山大人に成長させてくれたからだと思います。
綺麗事のように感じる方も多いでしょうが、
わたしはわたしのできることを一つずつやりたいです。
大きなことは言えないし、出来ません。
比べるのは変だけど、色々経験させて頂いたボランティアの中で、
この寄付が1番わたしの想いが詰まった行動でした！
最近色々考え事をしていましたが、
わたしなりのペースで、一歩ずつ。
そういう風に考えた今日だったので、今書きました！
みなさんにオススメしているわけではなく、
こういう活動があるよって、わたしの報告でした^^♪
長い文章読んでいただきありがとうございました。
今日のFES.19もよろしくお願いします(o^^o)！
