国宝姫路城。
1993年に日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
今はちょうど「平成の大修理」が行われています。
1年前は建屋に覆われる直前の姫路城をご紹介しましたが
今回は建屋の中に潜入。
逆に今しか見られない改修工事の様子が見学できます☆
まずは大手門から姫路城を眺め・・・
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近づいてきました!
建屋に覆われているとはいえ、周りの城郭によっていい雰囲気です。
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天守などが見られない分、入場料は600円から400円になってます。
そして、いつもは見られないものの展示も。
圧巻だったのは、この甲冑たち。「リの一渡櫓」にて展示。
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ようやく、大天守の建屋に来ました。
ここから先は入場料200円必要です。
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見学スペースのまずは8階へ。
大天守の屋根瓦が全て取り払われ、以前の使える瓦と新規の瓦を
葺き直します。
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1つ下 7階の見学スペースでは壁面修理の模様が見られます。
壁に埋め込まれた窓が見つかった壁面。
近くに断層があるため、360度のパノラマ大天守をやめて
耐震のため窓を埋め込み壁にしたと考えられています。
昔の日本人の知恵はすごい。
今の伸吾6にも耐えられるそうです。
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エレベーターもガラス張りなので、ほかの工事の様子も見られますよ。
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見学スペースから姫路駅方面を観たらこの景色。
実は写真右端には 瀬戸内海と小豆島、
写真真ん中あたりは 瀬戸内海と家島諸島、
写真左には 瀬戸内海と四国が見えてます。
ちょっと写真じゃわかりづらいですよね。
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見学スペースを降りても、城内はまるで時代劇の景色。
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建屋が遠ざかっていきます。
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着物で来ると、さらに風情が出るのでしょうか。
家から徒歩15分くらいのところに姫路城があるんですが、
帰り道、ある発見がありました。
姫路城を囲むように中濠、外濠とあるんですが
外濠のすぐそばにあった「京口門」
この名の由来・・・姫路城から見て、京都に向かう入り口になる門だったため
「京口門」と名がついたそう。今でもこの地名は住所として残っています。
深い。。。