支倉氏。民芸市場。

キューバと日本。実は昔々からつながりがあり・・・

ハバナの旧市街 プエルト通り沿いには竹の生える日本庭園があり
その中に日本人の銅像があります。

これは2001年4月に建てられた支倉常長(はせくらつねなが)の像。

1613年、当時、ヨーロッパ交易の活路を求めていた伊達政宗によって
慶長遣欧使節として送り出された支倉氏。
サン・フアン・パウティスタ号に乗って一行はメキシコを経由して
キューバのハバナにも立ち寄り(約390年前)、スペインへ到着。
そこで支倉氏は洗礼を受け、ローマ法王パウロ5世に謁見。
しかし通商交渉は成功せず、1620年に帰国。
しかしそのとき日本はキリシタン禁制。

腰に刀を差し、羽織、はかま姿の支倉氏。
たたんだ扇子を持った手は、目的地ローマの方角を指しているそうです。

ここは「サン・ホセ民芸品市場」。
旧市街にあった民芸市場が、埠頭の旧倉庫を改修して
大きな建物の屋内フリーマーケット場を作ったそう。
  (下写真、右側の建物)
絵画、民芸楽器、手詩集のもの、Tシャツ、置物などなど
お土産ものがそろってます。

観光客用の馬車と、もう使っていない電車が飾られてます。

絵画はキューバ独特の色彩。

画家自身が売り子をしていたり、お父さんの絵を売っていたり・・・。

埠頭だけに、港の景色とも絵がマッチ。

この民芸市場の目の前は、やはり、クラシックカー・・・。