先週末、ちょこっと佐渡まで行ってきました。
スキューバーダイビングをしていた時は
毎週のように通っていたんですが。
今回まだ訪れていなかった場所へ・・・
そう世界遺産登録へ向けて動いている・・・
まずは「北沢浮遊選鉱場跡」
マチュピチュみたい、とか、ラピュタみたい、と言われている場所です。
インスタ映えするよ、と言われていますね。
日本人、ほかのアジア人の女子たちが確かにインスタ用と思われる写真をばんばん撮ってました。
もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用して
日本で初めて実用化に成功したのがここ。戦時下の大増産計画で大規模設備投資が行われ
1ヶ月で5万トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれた場所です。
そして、この対面にあるのが「シックナー」
浮遊選鉱場とともに昭和の大量生産を支えたシックナーは、不足する工業用水確保のため、
水と不純物を分離する装置で、不純物は捨てられ、水は選鉱場で再利用。
直径は50メートルで国内でも最大規模の施設!
たしかに大きかったです。
そして、道中車窓からみえたのが「道遊の割戸」
”われと”ではなく”わりと”。
この度世界遺産登録に向けて動きにあたり、”わりと”に統一したそうです。
「勝手に割れた」のではなく「金を掘り出すために割った」から。
世界遺産となると、いろいろと考えなければいけないことがあるんですね。
ほかにも、該当地区の景観を守るため、看板の色や建物の高さにも制限があります。
島内に7つあるコンビニで、この近辺にある1つは青が使われていません。それも注目!
真ん中で割れた山です。↓わかりますか?
佐渡金銀山の中でも開発初期の採掘地とされる江戸時代の露天掘り跡です。
巨大な金脈を掘り進むうちに山がV字に割れたような姿に。
山頂部の割れ目は、幅約30m、深さ約74m!
道遊脈と呼ばれる脈幅約10mの優良鉱脈をもち、明治以降も割戸の下部では大規模開発が行われたそうです。
もちろん、佐渡金山にも行ってきました!
休憩所の蝋人形さん。今も手前の殿方・・・「なじみの女に会いてぇなぁ」言ってましたよ。
この金塊、持ち上げることさえできない!
なのに2500人以上が達成できたとか。
冬前の観光シーズン、佐渡もおすすめでーす!