パリの街中ではたくさん教会を見かけます。
オルセー美術館のあとに、ぷらぷら歩いていたら見つけたのがここ。
サンジェルマン・デ・プレ教会です。
奥行き65m、幅21m、高さ19m。
写真では伝わらないかもしれませんが、けっこう大きいです。
ノートルダム大聖堂(後日アップします)と比べたら6分の1の大きさだそう。
ステンドガラスもすてきでした。
この教会、なんだか落ち着いたんですよね。
戻ってきて、ガイドブックを読んでみると
”ノートルダム大聖堂に代表されるゴシック教会は、地上における神の国を目指し、
どこまでも高く、どこまでも大きな内部空間を造り上げた。
それに比べると、ロマネスク建築のサン・ジェルマン・デ・プレ教会は
いかにも人間的で、あたたかみを感じさせる”
なるほど。
それでなんでしょうか。
中では、祈りを捧げている人が多かったような気がします。
この教会の起源はなんと6世紀に遡るそう。すごい。
8世紀以降、修道院として栄え、9世紀にノルマン人の侵攻をうけて荒廃。
990年再建スタート。1163年に完成し、17世紀に大拡張、最盛期を迎えます。
が、革命時にかなりの部分を焼失。1821年より修復作業が続いています。
ということで、中では、寄付を募る掲示などもありました。
いくつか教会に行ったのですが、ここでだけ、このロウソク1本を購入し
火を灯してきました。
ものすごく居心地よかったんですよね。