新たなおすすめスポットは「道外中国バロック式建築街」。
ここは旧市街の一画を再開発した観光地区や当時の町並みを再現したテーマパークで、
西洋のバロック建築と中国の伝統的な様式が奇妙に融合した「中華バロック」と呼ばれる
建築物が集まっています。
←ここは今、病院。
過剰な装飾を特色とする西洋バロック建築に似せて、中国の植物などをモチーフとした彫刻を
建物の表面にデザインしているんです。西洋建築でモチーフとして装飾によく使われたのは、
聖なる植物とされた地中海産のアカンサスの葉っぱですが、ここではまったくの別物。
白菜のような葉っぱになっています。
中国では、白菜はお金持ちになる縁起担ぎのもの。というのも、「白菜」の発音(バイツァイ)と、
多くの財産を刺す言葉「百財(バイツァイ)」の発音が似ているからだそう。
レンガ造りのレトロな感覚を活かしたゲストハウスやカフェもできて、
中国国内からも旅行者が訪れる場所となっています。
ここでは、サンザシだけでなく、トウガラシもありました!
何より驚いたのは、イスラム教徒専用のレストランが結構多くあること。
この「道外中国バロック式建築街」以外に街中にもあること。
アラビア文字も看板に見られます↓
その理由は、ここハルビンが昔、物流の拠点となっていたから。
18か国もの領事館が当時あったそうです。それくらいインターナショナルな街でした。
なので、キリスト教の教会もあれば、ユダヤ教の教会もあり、イスラム教のモスクもあり、
仏教のお寺もありで。。。文化の交差点。魅力的な街です。
1本違うストリートにいけば、フリーマーケットも!
いわゆる骨董ものがおおかったかな。
ひょうたんだけでも種類の豊富さにびっくりです!
そして、「道外中国バロック式建築街」の近くには地元で有名なパン屋さん「老鼎豊」
パンだけでなく、ケーキもクオリティが高い!
Happy Birthdayは「生日快樂」。アイシングもその文字!英語を使わないんですね。