ナイル川クルーズ船で上り、エドフへ接岸。
エドフはルクソールとアスワンのほぼ中間にあります。
ここから馬車でホルス神殿へ。
道沿いにはおいしそうなパン屋さん。
見えてきました、神殿が。
ホルス神殿は紀元前237年にプトレマイオス3世によって造られ始め、約180年後のプトレマイオス12世が完成したと言われています。プトレマイオス12世はあの有名なクレオパトラの父。
この神殿はエジプトで最も良好な状態で残っている神殿のひとつ。何より巨大でびっくり。
入り口の塔門には、プトレマイオス12世がホルス神とハトホル女神の眼前で敵をやっつけてる場面が左右対称に描かれています。
スカラベ(フンコロガシ)が羽根尾付けている↓珍しい絵も。
保存状態が良いとはいえ、↑こんな風に顔を削り取られた神々のレリーフも。これらは主にキリスト教徒達によって破壊されたとか。このように壊されたレリーフは、ここエドフ神殿だけでなくあちこちの遺跡で見られます。