ルクソールのナイル川西岸にある「ハトシェプスト女王葬祭殿」
エジプト初の女王といわれるハトシェプスト女王が造った建造物。
トロッコのような乗り物に乗っていきます。
岩山を切り開いたかのよう。3層になっていて権力の大きさがわかります。
中央の階段の右側、1層目。列柱の壁には色鮮やかなレリーフが残っています。
白いうさぎのような被り物をつけているのが「アメン神」
供物の前に座っています↓
天井には夜空も。星もいっぱい。
3階のテラスに並ぶオシリス柱。これはレプリカで、当時のものではないそう。すべての柱の前に像があったとか。女王なのですが、付け髭で、男装しています。
トロッコもちょっとしたアトラクション!
ツタンカーメンの絵も観光客にはよい感じ。
女王の彫像と同じく胸の前で腕をクロスして、記念写真。
ただ、忘れてはならないことがあります。
それは、この私の後方で1997年起きた悲惨な事件。
ここが無差別テロの現場です。外国人観光客に対して乱射されました。日本人の犠牲者も出ています。
歴史と、事件とを念頭において、エジプトを見なければです。