和歌山県・白浜は太平洋に面している街。
千畳敷。
瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状の岩。大岩盤です。
打ち寄せる荒波に浸食されたこの姿は景観。
三段壁。
千畳敷の南海岸にそそり立つ高さ50m~60mの断崖。
その昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所「見壇」に由来するそう。
南北2kmにわたるこの岩壁。岩肌に打ち寄せる黒潮が激しくぶつかり合う姿はダイナミック。
自然の迫力を感じます。
2016年4月、恋人の聖地「南紀白浜/三段壁」としても選定されています。
まるで南国のようです。白良浜。
和歌山土産と言えば・・・「かげろう」
1933年(昭和8年)創業の紀州銘菓 福菱のお菓子です。
本店に行けば、その「生かげろう」が食べられます。
そして、醤油発祥の地は和歌山県の有田郡湯浅町。
江戸時代、紀州徳川藩の保護を受け、92軒もあったこの町の醤油屋は
醤油づくりの技術が全国に広まったことや、
大量生産体制に取り残されたことなど、
さまざまな理由から徐々に数を減らしていきました。
角長醤油資料館もあり、ここで醤油の歴史を知りました。
もともとは・・・
金山寺味噌を作っていて、出てきた汁を飲んだら美味しかったというのがはじまりだとか。
ここ湯浅は紀伊国屋文左衛門の生まれた地。
紀州みかんや塩鮭で富を築いたとされる人物。
有田みかんを広めることにも貢献した人物なんですね。
のちに、松下幸之助が文左衛門の碑を建てたそう。
ここ湯浅名物は しらす丼。
今の時期は釜揚げしらすですが、
10月~12月頃だと、脂が乗って身がしまった極上のしらすを生でいただけるとか。
時期を狙って行くとよさそうです。