五輪と妄想旅と西アフリカ

連日、平昌五輪に釘付けです。

辛いこと、苦しいことを乗り越えて

努力の成果をあの大舞台で発揮する選手たち。

ほんと素晴らしいです。

五輪は世界各国の文化に触れることができる機会でもありますね。

海外の映像を多く見ると、また旅したくなる私。。。

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近場で旅・・・外国料理を食べると簡単に妄想旅できます。

雪解けのぐちゃぐちゃな道の中、ランチに行ったのはインド料理。

大きすぎるナンにびっくり!

これ、おかわり自由なんですけど無理でーす。

1枚たいらげるのも無理でーす。

お店の中にはタージ・マハルの写真やkingfisherのビール瓶が並べられ

ちょっと旅した気分になれました。

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今週(水)はバレンタインデーでした。バレンタインつながりで

番組のネタ探しをしていたところ、出会ったのがコートジボワール。

調べれば調べるほど、興味深いことに出会いました。

西アフリカの国。フランスから独立した国なので、公用語はフランス語。

今日の「CH2020」でも特集しましたが・・・

コートジボワール出身で、アフリカを代表するレゲエ歌手Alpha Blondy。

彼の曲「Black Samurai」に出会い、これは大きな衝撃でした。

西アフリカで、日本語で歌われている曲があるなんて!

そして、チョコの原料、カカオ豆の生産地を調べてみると、

世界で一番生産量が多い国がコートジボワールでした。

今日の番組でご紹介できなかったのですが、

どんな国かなと調べていたら、地球上のカカオ事情に触れることに。

“このままカカオの消費が年2%ずつ増えていくと、

2020年までにカカオ豆の生産量が100万トン以上増えないと、

需要に追い付かない“という報告書があるそう。

ただ年によっては余っている年もあるそうで、

それは新興国でのチョコレート消費が想定以上に進んでいないからとか。

では、カカオは十分足りるのか?いや、そう簡単にはいかないようで。

というのも、カカオが育つのは南北緯度20度以内で、限られた条件下のみ。

しかも、カカオは子供たちが学校に行かず、労働を強要されている中で

作られているとか。

世界でも日本でもチョコレートメーカーがカカオ農家を貧困から解放し

児童就労を根絶しようとしています。

コートジボワールのお隣ガーナで活動する日本のNGOは、

カカオ農家の子供が貧困の為に人身売買されているケースもあるようで、

その構造改善のための支援をしているんだとか。

ほかにも、フェアトレードチョコを推進するNGO、

チョコ基金(寄付の代わりにチョコをくれます)を運営するNPOなどが存在しています。

私的な目線でしかないのですが、

チョコを通して地球上のカカオ事情に気付け、考えさせられました。