ティベリア:パンと魚の奇跡の教会~

ティベリヤで・・・

イエスが5つパンと、2匹の魚を祝福し、

5000人の人々の飢えを満たされたことを記念して建てられた教会。

祭壇中央の床にあるパンと魚のモザイク画が有名。

また周囲にはまた当時ガリラヤ湖畔に生息していた

動植物のモザイク画も描かれています。

続いては・・・ペテロ首位権の教会です。

ガリラヤ湖畔を歩いていたイエスが、

漁師のペテロとアンデレの兄弟に出会った場所に建っています。

中には・・・

この岩の上で復活後のイエスが、

弟子に食事を与えたとされています。

そのためこの岩は「イエスの食卓」と呼ばれています。

一路、ティベリヤを離れ・・・

イスラエルにはキブツという共同体があります。

これは、1909年帝政ロシアの迫害を逃れた

若いユダヤ人男女の一群がパレスチナに渡り、

最初の共同村デガニアをガリラヤ湖南岸に設立したのが始まりだそう。

元来農業が中心であったところ、

現在では工業や観光業も営み、独立した自治体的な側面も。

そんなキブツのひとつが経営しているという

キブツ・ゲノサレの記念館へ。

芸術作品も屋外に!

この中にはある、ミュージアムがあります。

それが、イエスの時代の船なんだとか。

キブツが始まり、ある湿地帯でマラリアがはやったため

ガリラヤ湖を埋め立てたそう。そうすると

ガリラヤ湖の水が減ってしまい、

逆に、そのおかげで意外な発見がありました。

イエスの時代の船が見つかったのです。

1986年に湖底の泥の中から発見された2千年前の舟。

船体は長年水中にあったため発見当時は豆腐のようにブヨブヨ。

そこで壊れないように全体を発泡ポリウレタンで

繭状に覆ったうえで水中から引き上げられたとか。

その模型がこちら。

そして、この日のランチは・・・

ガリラヤ湖畔のこちら。

野菜はビュッフェでしたが、これまた豊富。

メインは名物のこのお魚。

ガリラヤ湖名物のセントピーターズフッシュ。

カリッと揚げてあります。

この地ではライムを多用しています。

日本でいうゆずの役割なんでしょうか。

ライムをかけると、確かに美味しい。

白身のお味もたんぱくで、食べやすくて。

では、再び、国境を超えるため、陸路を走る。

ヨルダンへ入国。

道沿いのお店の看板、アラビア語になってます。