エルサレムから南へ約10kmにある小さな町がベツレヘム。
イエス生誕の地です。
パレスチナ自治区の中にあります。
この自治区の周りには大きな壁が作られていました。
もちろん検問を受けないと中には入れません。
さらに、パレスチア自治区内の住民はイスラム教徒ですが
この中にキリスト教の宗派の教会があり、訪れるキリスト教徒も多いとか。
いろいろ想像しながら入りましたが・・・
あまりに普通の街が広がっていて・・・ケンタッキーもあるし。
クリスマスイブには世界各国の人たちであふれかえる聖誕教会前の広場。
大きな木はクリスマスツリーとなる木です。
いよいよ聖誕教会へ。
工事中ですが、それでもこの人だかり。
これだけの行列を並んでまで皆が待っているのは、
イエスが生まれたその場所を見るため。
工事の隙間からもすてきな装飾が見られます。
工事中のため、かけられている白いカバーには
訪れた人の落書きが!
言葉も様々で、世界各国からの訪問があることがわかります。
この日、ちょうど結婚式が行われていました。
なのに、観光客も入れるのはこれまた驚き。
中央の祭壇では結婚式が執り行われていますが
向かって右側から地階に入る階段が。
どのくらい並んだでしょうか。軽く1時間は経っていたような。
ようやく地下へ。
聖母マリアがイエスを生んだ場所がここ。
銀色の星が埋め込まれていて
信者は恭しくここに触れて礼拝します。
そして、そのすぐお隣にあるのが
生まれたイエスが置かれた飼い葉おけがあった場所。
クリスマスのお話に出てくる場所が、目の前に。
信者でなくとも、なんともいえない気持ち。
そして、聖誕教会の隣にあるのが「聖カテリーナ教会」
ここで行われるクリスマス・ミサは世界中継もされています。
クローズ直前だったため入れませんでしたが
この地下には聖ヒエロニムスが「ヘブライ語」から「ラテン語」に
「聖書翻訳」のためにこもっていた洞窟があるそうです。
日も暮れかけてきました。
ベツレヘムとはお別れです。