映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」を見た時
いつかこのロケ地に行ってみたい、とは思っていました。
それがようやく実現!
今回の旅先は、ヨルダン、そして隣国イスラエル!
イメージとは全く違う国でした。
ヨルダンにある、1985年世界遺産登録された「ペトラ遺跡」
古代都市ペトラがいつ建造されたのか、正確な年代についてはいまだ謎のまま。
紀元前1世紀以降には、乳香、没薬、香辛料などの貿易で冨を得た
ナバタイ王国の首都として、歴史の舞台に登場したペトラ。
しかし、363年に起きた大地震で壊滅的な被害を受けます。
同じころ、別の貿易ルートが生まれ、ペトラは没落へ。
そのまま地元ヴェドウィン以外には忘れ去られた遺跡となってしまいます。
その後、随分時が経って1812年、スイス人探検家がここを再発見。
世界に知られる場所となりました。
これらを頭に置いて、見てみましょう。
入口ゲートを入ると、もうこの景色。
そして、左手の岩壁に、いきなり「オベリスクの墓」。
これ、1世紀にナバタイ人により造られたもの。
上部の4つの△はここに埋葬された5人を表現したものなんだとか。
そしてこの△がエジプトのオベリスクと似ているのでこの名で呼ばれています。
そして、いよいよ「シーク」に突入。
シークとは、狭い岩山の裂け目のこと。
崖の高さは60~100mもあるとか。
↓こんな演出もしてくれてます。
一緒に写真をとるとチップをねだられますよ。。。
♪タータラッター
もうインディ・ジョーンズ気分です。
このシーク、1.2kmも続きます。
歩くのが苦手な方は馬車に乗ってもいいかも。値段は交渉次第。
乗りたいお客さんが多い時間帯は、ふっかけられます。
シークの途中にも、見どころいっぱい。
ダムがつくられていたり、石板があったり。
↓石板
まだまだ続くシーク
両脇には水路も掘られています。
完全に探検気分。
そして、いよいよ、シークの隙間からアレが見えてきました!
じゃーん!宝物殿「エル・ハズネ」。ペトラのハイライトです。
こちら、紀元前1世紀にナバタイの王が建設した葬祭の儀式を行うための墓
もしくは葬祭殿のようなものであったとされるそうです。
高さ40mのこの建物。
上から掘り下げていったとか。紀元前にです!
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」の最後、
この中で聖杯を見つけるんです!
が、中には入れません。残念。
ペトラ遺跡、まだまだ続きます。ここはまだ途中。。。