ひとり旅の何がさみしいって食事です。
ひとりで食べられる量は少ないし、ほとんど1種類しか食べられない。
でも今回はホーチミンで素敵な出会いがありました。
たまたま泊まったホテルのエレベーターで乗り合わせた日本人。
3人グループで、1人ずつ自分の部屋の階で降りていき
最後の1人になったとき、何気なく話しかけました。
「日本人の方なんですね」
言ってみるものですね。
エレベーターが数階上る間に二言三言話した その翌日、
朝食でまたまた一緒になり・・・
ちょっと話しただけでその日は終わったんです。
が、
またその翌日の朝、朝食のレストランで一緒になり・・・
ひとり旅だと食事がさみしい的な話から
”じゃあ、ごはん食べます?”
なんて嬉しい一言!
その翌日の夕飯、ご一緒させていただくことになりました!
こんなにテーブルに食事が乗ってる!
ベトナム料理を満喫です。
出会ったみなさんは、ホーチミンで行われていた水道の展示会のために
お仕事で来ていたという横浜市役所の方々。
展示会の様子や、私のひとり旅先の話や、話に花が咲きました。
となると、1件目で終わるわけないですよね。。。
お目当てのBarに行く道中、
ものすごい爆音で音楽が聞こえてきたお店に吸い込まれていった私たち。
日本の東京でも、ここまで盛り上がってるクラブはあるでしょうか、
というくらいのクラブ!
水着のお姉さまがDJしてました。
そして、私たちもより一層盛り上がりますよね、そりゃ。
ここはすべて地元の方々でした。
外国人をほとんど見かけない、すてきな場所でした。
そして、ようやく目的のBARへ。
私の事前調査で、「このBarから見るサイゴン川がホーチミン1」という言葉を
信じていただき、来たのがこちら。
ホテルマジェスティックのテラスバー「M Bar」
夜景がとてもきれいでした。
ステージでは生演奏も!
そして、横浜のみなさんは今夜がホーチミン ラストナイト。
最後の1杯はそれぞれがお気に入りのカクテルで!
私はもちろん「ミス・サイゴン」という名前のカクテルをセレクト。(写真右手前)
帰国して調べてみれば
沢木耕太郎著「一号線を北上せよ」で、沢木さんも飲んだとされるカクテルのよう。
この著書をゲットせねば。
さらに調べてみれば、このホテルマジェスティック、
創業1924年の老舗ホテルで、世界の国賓、要人が宿泊する
有名ホテルであることは知っていたが、
日本とも非常に関係が深いとは。
第二次世界大戦時には、日本軍の兵舎となっていて、
ベトナム戦争時には、ジャーナリストたちの拠点となり
芥川賞作家でもある開高健も泊まっていたとか。
旅を思い返すのに、これらの著書を手に取ってみるとしようかな。
横浜のみなさん、楽しいひとときをありがとうございました!
旅はいい出会いがあるもんです。