赤色砂岩の美しい寺院「バンテアイ・スレイ」にやってきました。
ちょっと郊外にある遺跡。シェムリアップから北東に約40km。
規模が小さい遺跡ですが、ヒンドゥー神話を描いた彫刻は彫が深くて
しかもこの赤砂岩で出来ているので、洗練された美しさ。
↓ の彫刻は・・・
ヴィシュヌ神の妻ラクシュミーがゾウの聖水で身を清めてもらっているところ。
下部にはガルーダとナーガが描かれています。
宗教の勉強をしておかないと、この深さを理解できない。。。
もうちょっと勉強しておけばよかったなぁ。。。
アンコール遺跡の中でも群を抜いて美しいとされているそうです。
そして、これが「東洋のモナリザ」と呼ばれているレリーフ。
なんでもいわくつき。
というのもフランス人作家アンドレ・マルローがこのデバター像に魅了され
1923年に国外へ持ち出そうとしたところ逮捕されてしまいました。
後にこの事件をもとに小説を書いたことで有名なんです。
このデバター像の前にはロープが張られ、近寄れません。
望遠で撮りました。
この遺跡前の池にはきれいなハスが咲いてましたよ。