ベナレスという、デリーから約750km西の街。
いよいよガンジス河へ向かいます。
ガンジスというのは英語名。
「ガンガー」の方が聖なる河にふさわしいかもしれません。
河そのものが神格化された女神としてあがめられています。
ガンガーなしには語れないこの街、バラナシ。
3000年以上の歴史をもつヒンドゥー教 最大の聖地です。
道が細いため、バスでは近くまでしか入れないので
バスを降りて、サイクルリクシャーに乗り換えます。
運転、いや、漕いでくれたのはこのおじさん。
細い身体なのに、2人も後ろにのせて、走ってくれました。
写真からは伝わりませんけど、、、
クラクションと排気ガスと牛の落し物と
いろいろな音と香りが全身をつつみこんで、相当すごい状況。
ガイドのライさんと同乗した私は笑顔を作っていますが
足元は落ちないように踏ん張っています。
前の車に当たりそう、横から入ってくる自転車が、その間を人が横断、
インドでは地方に行くと信号もなく、常にクラクションが鳴り続けます。
歩行者がいてもお構いなし、車とバイクが突っ込んできます。
牛が道路を横断すれば、道を牛に譲ります。
インド文化を感じられますが、この喧騒は、かなりな衝撃でした。
クラクションが鳴りっぱなしって、けっこう疲れるもんですね。
さあ、ここからは徒歩で。
ごみごみした感じが、予想通りのインドです。
そして、牛さんたち。
ということは落し物に気をつけねばです。
道の両脇には、色鮮やかなサリーを売る店なども。
先日、インドのムンバイで日本の新幹線が採用されたニュースがありましたよね。
安部総理もその際、ここを訪れ、ガンガーでの礼拝(プージャー)をご覧になったようです。
その看板もしっかりとありました。