その時間なにに使う?

年末年始の旅の準備をされている方もあるでしょうか。

今年、人生初のファーストクラスに乗ったのですが、
その時、以前読んだ記事を思い出しました。
ファーストクラスの常連の方は共通して読書家である。
しかも、機内ではビジネス書よりも歴史や文学、
考え方のヒントとなるような本を好む。
一方、アップグレードでファーストクラスに乗った非常連の方は
共通して読書をしない。
ゲームをしたり、映画を鑑賞しつくしたり、ワインを片っ端から注文したりと
サービスの満喫に夢中。
だそうな。
自分を振り返ってみると、たしかに映画三昧でした。見られるものは全部見たかな。
でも、アルコールは地上以上に酔ってしまうので、夕食時ワイン1杯だけにしたはず。
でも、東野圭吾の長編を4冊ほど持ち込み、往復で読み切ったっけ。
帰りは読める本が無くなってしまうことを恐れたし。
なんて、思い返していたら、、、
はじめての一人旅でパリに行った際、
行きの機内でなかなか読み進めなかった五木寛之の「生きるヒント」。
帰りの機内では言葉のひとつひとつがビシビシ入ってきた覚えが。
そもそもひとりで旅をしようと思ったきっかけや、
パリで得た何かがそうさせたのかなと、その時の感情を思い出しました。
さあ、年末年始。
混雑の中、待ち時間や移動時間など憂鬱かもしれませんが、
無駄に使うか、有効に使うかは自分次第。
私は一人旅をし始めてからその時間が好きです。