紅葉の中・・・

秋深まる中、紅葉狩りなど楽しんでますか。

昔、叱られました。 「紅葉狩り」ってどう読みますか?
もみじがり?  こうようがり??
正しくは・・・「もみじがり」
紅葉を見るだけなのに「狩り」というのはなぜなぜ?
「狩り」は、もともと山野に入って獣や鳥を追い立ててとらえることで
「鹿狩り」とか「鷹狩り」とかがあります。ほかに「きのこ狩り」も。
・・・最近すぐに”なぜなぜ”が出てくる私。
では、なぜ見るだけの紅葉が「狩り」になったのか。
どうも平安貴族の登場があるようです。
狩猟をしない平安貴族は、自然を愛でることに「狩り」という言葉を使ったようなんです。
当時、観賞用の紅葉はお庭などにはなく、
わざわざ山に行かなければならなかったそう。
そして、山野に出かけて、紅葉などの草花を手に取り眺めていたことから
「狩り」という言葉が使われるようになったとか。
今では、木の枝を折ったり、葉を勝手に取ったりしてはダメですけどね。
その昔、お花見でさえ、「桜狩り」と言っていたというのも、追加の”へぇ”事項です。
日常の生活や出来事自体が日本語の言葉に反映しているのは非常に面白い。
さあ、そんな紅葉の中、久々のゴルフ。
見事だったのは紅葉で、スコアはその逆。
だめですね、練習しないと!
雨のせいにしなくていいスコアにならないと〜。